トップ>mini 1000>新顔クン、こんにちわ!(2009年4月)
☆ちょっとエンスーな足車
足代わりだったGT6も、家族での遠出用だったレンジローバーも手放し、 しかも近々やってくるオールドクラシックレンジはレストアベースで、当分乗り出せそうにもない、 となると、日常使用の車がなくなってしまいます。
そりゃやっぱり不便だな。
ということで、足代わりの車を買うことにしました。
購入にあたっての条件は、
①一応、雨の日でも家族3人+1匹で普通に乗れること
②燃費がいいこと
③安いこと
④面白いこと(これが僕にとっては一番だったりして・・・)

んで、その結果、見つけた車がこれです!

はい、そうです。ミニでございます。
1987年製、1000ccのキャブ車です。
現状渡し価格でたったの8万円・・・(^^;
え?そんな車に家族を乗せて大丈夫かって?
さぁ~
mini等の英国旧車では有名な某ショップの片隅に発見! お値段がお値段なので、中はこんな状態です
でもフロアは錆もないし、程度はかなりいいんですよ、これでも


☆車検取得準備
格安で購入したmini、仮ナンバーを取って雨ふる土曜に自走で引き取ってきました。

購入時の現状は、社内のフロアは鉄板むき出し、椅子はフロントに運転席と助手席で違うシートが取り付けられてるだけ、 という状態でした。でもフロアは錆もなく、いい状態でした まずはシートだけでもちゃんとしよう、ということで、嫁さんが好きなタータンチェック柄のシートをこれまた格安でゲットし、取り付けました
(個人的にはクラシックな雰囲気のシートが好きなんですが・・・)


miniはセンターメーターが好まれてますね。それはそれでいいですが、私は意外とこの内装も好きです。
70年~80年台頃の雰囲気の、ちょっと古めかしさを感じる微妙なレトロ感、なかなかいい。
モトリタのレザーステアリングとピカピカのクロームメッキのセンターキャップがスポーティな味わいを醸し出してます。

miniのエンジンルームをじっくり見たのは初めてですが、小さな空間に必要な機構を工夫してコンパクトに埋め込んでますね。
すごいと思います。
この小さなスペースに車を走らせるすべての機能が納まってます。(バッテリーだけはトランクの中です)
オイルクーラーもコンプレッサ(エアコンではなく、クーラーです)も電動のラジエターファンも・・・・
こんな小さなスペースによく納まったもんだ・・・・


ブレーキとクラッチのマスターシリンダ、普通は横置きですが、これは縦置きですね。
狭い空間にうまく配置するための工夫ですね。
この車は1987年製ですが、この時にはまだブレーキにサーボはついてないんですね。


何しろ値段が値段だったので、当然、どこか不具合があるだろうことを想定した上で、現状渡しで購入しました。
んで、ざっと車検取得のための点検を行ったのですが、これが不具合らしきところはまったくなし!
引き取り場所の所沢から自宅までの走行時には、さすがに2年間くらいまともに走行していなかったので、プスンプスン、と、 しゃっくりしながら走ってましたが、エンジンをしっかり回してあげればキャブに詰まった汚れも自然と綺麗になるのでしょう、 15キロほど走るうちに、ほぼしゃっくりも収まりました。
日曜日には念のためにキャブクリーナーで綺麗にしてあげるとまったく問題なし!
その後、約50Km程の距離を仮ナンバーでテスト走行してみましたが、ブレーキの利き、クラッチの切れ、エンジン音、 ラジエター温度、排気温度、操舵性、いずれもまったく問題なしでした。

で、初めてminiを運転した感想は・・・・
おもしろ~い!!
この一言でした。
わずか1000ccのエンジンなので、GT6のような強烈な加速感はまったく味わえませんが、なんともいえない運転感覚がありますね。
それと、エンジンの味付けとしては、ひじょ~に高回転向けですね。
低回転ではとにかくトルク不足でまともに加速できないけれど、3千回転以上回してやるとググっとパワーを発揮し始めます。
その落差がまた面白い!

ということで、特に修理や整備をすることなく、このまま車検を通そうと思います。
たぶん問題が出るとすれば、排ガスだけでしょう。