トップ>Triumph GT6 整備編>ガソリンが漏れてる!(2004年10月)
☆何とか塗装も完了したフロントウインドウ右サイド
10月になれば秋晴れが続くと期待していましたが、9月に続いて台風による悪天候ばかり。 思うように作業がすすみません。
そんな雨の中、MK4のシャシーを外に出すことができないので、GT6のリペア作業を少しづつすすめます。
プライマーを塗布、研磨し終わったフロントウインドウの右前部の仕上げ作業を行いました。
カー用品ショップで買ってきたブラックのスプレー塗料で2度塗り。乾燥した頃を見計らって極細コンパウンドで研磨しました。 艶は非常に綺麗に出ましたが、パテ塗りをいいかげんにやってしまったせいで、表面は小さな凸凹が出てしまいました。 鏡面仕上げをするとこの凸凹ははっきりわかります。
いずれ塗装をもっと厚塗りしてから仕上げ研磨をして、凸凹をわからないようにしようと思います。

プライマーの研磨も完了 市販のスプレーで塗装完了!

☆燃料ホース交換
車体の下にもぐり、古いホースを燃料パイプから外したところ
台風が迫る雨の中、駐車場の屋根の下でダッシュトップの補修作業をシコシコ続けていて、なにやらガソリン臭いのに 気が付きました
へんだな、と思い、ガソリンタンク近辺やらエンジンルームでクンクンと臭いの元を探りましたが特に漏れは見られません。
こりゃぁ車検取得時に心配していた燃料ホースかぁ?と思い、車の下を覗いてみると、ありゃりゃ~! フロントサイドの燃料パイプと燃料ホースの継ぎ目からポタポタポタポタ、結構な量でガソリンが漏れてます!
大変だぁ、何かに引火でもしたら大騒動だぞ、慌ててフロントをジャッキアップして燃料が前に流れてこないようにしてとりあえずは漏れを止めました。
燃料タンクの中を覗いてみると、まだけっこう残っているはずのガソリンがほとんど空に近い状態です。 とうやらこの日の作業開始時に少しエンジンをかけてみた時に漏れ始めたのだと思われます。

この後、ジャッキアップした車体の下にもぐり込み、漏れている個所のブレーキホースを外しました。
外したホースを見てみると、あちゃちゃぁ~こりゃあ漏れもするでしょう、ゴムの部分がひび割れてしまっています。
手持ちの耐油ホースがちょうど使えるサイズだったので、こいつに交換することにしました。適当な長さに切ってしっかりと繋ぎ止めます。
交換後、しばらくエンジンをかけっぱなしにし、漏れが止まっているかどうか、確認します。OKでした!

ちなみに、車体の下に入って作業するときは画像のようにジャッキアップした後、ウマで支えて、さらに画像のようにタイヤを車体に入れてから作業します。
危険防止のため、用心に越したことはありません。
経年劣化で醜くひび割れた燃料ホースのゴム
こりゃガソリンが漏れてもしょうがない
無事、燃料ホースの交換完了!ブレーキラインと同様、新品になったぞ 車体の下に入るときはウマで支えるだけでなく、画像のようにタイヤも噛ませておきます